あれから姑くぼんやりしていた…ずっと家に居た。悲しいとか遣る瀬ないとかじゃなく、あの叔父と叔母が暮らした、あの美しい田園風景が頭から離れなかった。まったく、僕という人間は困ったもんだと思う…
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我が家の娘は「18才」だ。
(今日は明後日、日本を発つ親友のAちゃんと最後の湘南へ出掛けている…)
僕は娘に同じ18の頃のコトを時々話してやる。勿論、時代も背景も風俗もまるで違う。ただ、ティーンエイジ特有の不安や希望や夢を抱え、微妙なココロで日々を過ごしてたココロの中身はほぼ同じなんだろうと思う。良く言うコトだが、僕はその頃ロック・ミュージックとアートにいかれていた。何も恐いものなんてなかったし、その勢いだけでここまでやって来た。少し大げさだけど志していたのだと思う、あの街から。もうじき50才を迎える僕だけど、あの頃のコトを静かに誠実に辿ってみると今でもココロがバクバク仕始める。あの訳の解らないあの鼓動、ビートが蘇って来る。…50なんてまだまだ若い、僕はローリン。
この写真はそんな頃の僕らだ。助かっています、この頃の僕らには。
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この頃からずっと続けている夏のライブが今年もある。
8月15日(水)『夏の兄弟2007』
兵庫県・篠山市 大正ロマン館中庭にて4:00p.m〜